101.島田真千子Vn.コンサートin 安曇野

市民タイムス(1/9)より転載
2008年が開けました。祝今年もよろしくお願い致します。
さて今年最初の書き込みは、、、
私のこのブログからもリンクさせて頂いている島田真千子さんのコンサート情報です。

1月20日(日)午後2:00〜 
安曇野コンサートホール

(安曇野穂高にある小さな音楽ホールです、音響OK)にて
   TEL0263-82-6419
チェンバロ:大塚直哉さん(写真)
演奏曲目:バッハ、ヘンデル他

彼女のブログを拝見していると,演奏活動もさることながら,音楽への情熱がいつもほとばしっていて凄いなあと感じます。読んでいて元気が貰えるという感じです。皆様是非お出かけください。日の出

このコンサートは市民タイムスによると、サイトウキネンオーケストラを支援するファンの集いの「ディベルティメント」が1〜3月に白鳥の飛来にあわせて連続コンサートを開催するのだそうです。各コンサートのプログラムには「白鳥」にちなんだ曲が含まれるそうです。

100.「詩人の恋」 と 「合唱付き」

いよいよこの独断と偏見のブログも100回目を数えることになりました。
なにをご紹介しようと考えていたのですが,昨日の夕食の時に家内に「100回にふさわしいCDって何だろうね?」と相談を持ちかけたところ、すぐに「フィッシャーディースカウの詩人の恋が良いんじゃない?」というアドバイスが返ってきました。なるほど,そういわれればこのCDには思い出がつまっているのです。

 1986年2月に我々夫婦は結婚したのですが,その時のお祝いに夫婦共通の仲の良い先輩からこのCDをお祝いに頂いたのです。その先輩とはいまだに音楽を通じて交流を続けているのですが、当時開業を4月に控えて音楽を聴く暇など全くなく,準備に忙殺されていました。且つ又、生まれて始めて高額の借金をし,結婚生活を始めた新米夫婦の我々2人にはこのCDを聞くCDプレーヤーもありませんでした。だいたいCDそのものがで始めて数年経った頃で結構珍しかったのですが、どんな音がするんだろうと思いながら数ヶ月聞けなかったように思います。その後、安いCDラジカセを購入し初めて2人で聞いたこのフィッシャーディースカウのこのシューマンの歌曲集!送り主の祝福の気持ちが改めて良ーくわかるCDでした。家内はドイツリートが好きでしたので勿論このCDの良さは知っていたと思います。初めて聞いた第1曲目,「うるわしくも美しい5月に」で正直、感動してしまったのを覚えています。それからはお気に入りのCD!となっているのです。
「詩人の恋」他に「リーダークライス」「ミルテの花」から全部で35曲がおさめられています。
シューマンの珠玉のリートの数々!何かあると聞きたくなるCDなのであります。
いつか「ミルテの花」の中の「献呈」を家内に歌ってあげたいものです。

写真はだいぶすり切れてしまっていますが20年前のCDライナーノートです。録音は1974〜5年
タイトルの絵はフィッシャーディースカウ自身が描いた「モミの木」
因に、このCDの価格は3.500円です。貴重品でしたね。ほんと、、、

バリトンのフィッシャーディースカウについては今更何も言うことはありません。20世紀最高のバリトン歌手です。彼を超える歌手が果たして出てくるのか?と言うくらいの歌手です。
ピアノ伴奏はクリストフ・エッシェンバッハ、やはり何も言うことがない1枚です。

このCDは一家に1枚あっていいCDと確信致します。

DEUTSCHE GRAMMOPHON F35G 50131

思い出ついでにもう1枚ご紹介したいCDをクレモナ(杉山御用達のクラシック専門店VOL.83参照)で見つけた懐かしい1枚です。

12月はあっちこっちでベートーベンの第9が鳴り響きます。不肖私も第9は何回歌わせて頂いたでしょうか?記憶力が減退してはいますがこの曲は多分なんとか暗譜でいけそうなくらい歌い込んでいます。さて,子供の頃ステレオ装置みたいなものが自宅にありました。勿論音源はレコードです。それほど枚数のなかったレコードコレクション(いったい誰が買い集めたのか知る由もありませんが3年前に亡くなった親父が買ったのか?)の中に,第9のレコードがあったのです。
ハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮のウィーン・フィルの第九!
サザーランド、ホーン、キング、タルヴェラのソロ,録音は1964年!ジャケットの表は指揮者自身でなく豪華絢爛のコンサートホールの写真だったような気がしますが、たしかベートーベンはそれしかなかったので、それだけを聞いていたのです。あまり情報のなかった時代でして,しかし子供心になかなかの演奏だなあと思ってはいたのです。
 いつしかレコードの時代でなくなってしまい、あのレコードを再生した捨てれ何処へ、そして自宅のレコードそのものがなくなって(処分されて)いったのです。

昨日,クレモナに行って金森さん(クラシック専門店クレモナオーナー)にこのレコードのことを聞いたところ「そこに1.000円版で出ているよ!」とのこと。なんとまあ数十年ぶりの音源とのご対面です。ソロをたしかめ,間違いないことを確認し即購入!!自宅に戻って聞いたらこれがなんとまあ素晴らしい演奏!思い出が蘇ってきました。本当に良い演奏なんです。
ウィーンフィルの良さが凝縮しているし,なんと言っても指揮者のセンス,曲作りが卓越しているのです。
 第9のCDなにを買ったら良いか迷っている人には絶対のお勧めです。これが1.000円なんて〜〜クラシックの音楽業界は膨大なソースを持っていることはわかりますが、、、
本当に良い演奏ってこういう演奏をいうんだっていう見本みたいな第9です。

実際にプレゼントは出来ませんが私から来訪者様皆さんへのプレゼントであります。

持っているCDにはいろんなな思い出がありますが2007年のクリスマスにちょうどいいかなあ?って感じた2枚をご紹介致しました。

Merry Christmas!!

99.グルダ/モーツアルト・アーカイブ 10曲のソナタと幻想曲

フリードリッヒ・グルダは20世紀を代表するピアニストの1人です。WIKIより以下転用〜フリードリヒ・グルダ(Friedrich Gulda ,1930年5月16日 - 2000年1月27日)はオーストリアのピアニスト・作曲家。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏を特に得意とした。ジャズ演奏でも知られる。20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人である〜以上WIKIより

このCDは、いわゆるCD販売目的の録音ではなく,グルダ自身がコンサート(1981年2月、ミュンヘン国立劇場、パリ シャンゼリゼ劇場、ミラノ・スカラ座)のために、私的に録音されたものらしいです。そのマスターテープは録音したエンジニアの1人ハンス・クレメントの手にゆだねられました。その後その存在はハンス・クレメントの死後、オリジナルテープは散逸していてなんとコピーしたカセットテープのみがこの世に残ったのであります。しかし,聞いてみるとなんと若々しい素敵なモーツアルトじゃありませんか!
 グルダのイメージは,偏屈,クラシックのピアニストなのにジャズにまで手を出して、いつもちょこんと帽子をかぶっている、そんなイメージなのですが、、、やはりただ者ではありません。いろいろなことをやってみるのは我々と一緒!いろんなことに興味が尽きないということと,既存の権威主義に対する反発と、よく理解が出来ます。
 グルダは彼のアイドルだったモーツアルトの生まれた日1月27日に永遠の旅に出ました。(2000年)

DEUTSCHE GRAMMOPHON UCCG-1288/90

98.バルトリ/カロ・ミオ・ベン(イタリア古典歌曲集)

最近のオペラのプリマドンナには見目麗しいご婦人が増えてきています。それも映画スター並みの、、、、、このバルトリもそうですが,またご紹介したいゲオルギュー、カサロヴァ、アンナ・ネトレプコ,今年の夏、松本に来たオルガ・グリャーコワ、日本では、森麻季、、勿論,音楽は見た目で聴く訳ではありませんがやはり気にはなります。
まあそういう話はお酒を飲みながら、,という事にしておきましょう。

イタリア古典歌曲 ”Aria Antiche Italiane" は17〜18世紀のイタリア語で書かれたオペラのアリア、ソロ・カンタータ、マドリガル等の中からアレッサンドロ・パリゾッティが抜き出して編曲した歌曲集であります。この歌曲集はイタリアのリコルディ社から全3巻で発売され声楽学習者にとって必須の教材として愛好され歌われています。私事になりますが,確かに声楽の基本はイタリアで!というのが道筋らしく未だにイタリア語以外の歌曲は歌わせてもらっていません。先生は「良いのよ,これで!」とおっしゃいますが、シューベルトなんかもほんとは歌ってみたいのです。がまだそこまで行っていないのでしょう。というより、歌曲を勉強する時のイタリア語というのが基本なので、しっかりイタリア語で練習すればあとは応用ということになるんだと思っています。

イタリア人であるバルトリのこの上ない極上の歌曲集であります。1966年生まれの彼女が1990〜91年に録音していますので20歳代、若々しいメッゾ・ソプラノを聴かせてくれています。両親そろってオペラ歌手という環境で育ったバルトリは幼少からオペラハウスの中で育ちました。16歳でローマの聖チェチーリア音楽院に入学したバルトリはその後とんとん拍子にプリマへの道を歩んでいきます。

さて、このCD良く知られたイタリア歌曲が目白押しでして、作曲者をあげると

スカルラッティ SCARLATTI(1660~1725)  ガンジス川に日は昇り他
ジョルダーニ JIORDANI(1743~1798) カロ・ミオ・ベン
ロッティ LOTTI (C.1667~1740)
チェスティ CESTI(1623~1669)
パイジェッロ PAISIELLO(1740~1816)
マルチェッロ MARCELLO(1686~1739)
カルダーラ CALDARA(1670~1736)
カッチーニ CACCINI(1545~1618)
ペルゴレージ PERGOLESI (1835~1913)
ヴィヴァルディ VIVALDI (1678~1741)
カリッシミ CARISSIMI(1605~1674)

とまあ,知っている人も居ますし知らない人も居ますが,まあ聞いてみて下さい。イタリア歌曲の懐の深さを知って,気持ちよくなること請け合いです。イタリアワイン、バローロなんかがおすすめですが少し重めの赤なんかでお楽しみいただければよろしいのではないでしょうか?

LONDON POCL-4283

97.シューベルト、シューマン、ブラームス歌曲集      エリー・アメリング


WIKIより
エリー・アーメリング(Elly Ameling, 1933年2月8日 ロッテルダム - )はオランダのリリック・ソプラノ。本名エリザベート・サラ・アーメリング(Elisabeth Sara Ameling)。オペラにも出演したが、主にリート歌手として国際的な演奏活動を続けた。1996年に惜しまれつつ引退。
可憐そのものというよりほかない、ヴィブラートの少ない透明な声質により、幅広い聴衆を獲得した。レパートリーは幅広く、モーツァルトやシューベルトのようなドイツ・リートだけでなく、フランスのメロディや、ガーシュウィンやバーバーの英語歌曲のほか、山田耕筰や中田喜直などの日本語歌曲までを原語で歌った。世俗歌曲のほかに、宗教曲でも演奏や録音を残している。
カークビーの先駆者と言いうる声の特徴から、明らかに古楽むきであり、コレギウム・アウレウムやイェルク・デムスなど、戦後の草創期の古楽器団体と共演して、バッハのカンタータやモーツァルトおよびシューマンのリートを録音した。アーメリングの歌手生命が、古楽器演奏の成熟より早かったことが惜しまれる。 ヘルムート・ヴィンシャーマン指揮のドイツ・バッハ・ゾリステンとバッハのカンタータで度々共演し、日本にも共に来日しCDも残している。

とまあ、WIKIでも絶賛のアメリングです。このCD録音も1965〜68年、30歳前半の情緒たっぷりの若々しい歌声が収録されています。本当に清楚という言葉はこの人の声のためにあるのではないだろうかと思われるくらいの歌声を聴かせてくれています。33年生まれと言いますから今年74歳,どうしていらっしゃるのでしょうか?残念ながら生では(初来日1972年2月)お聞きしたことがありません。20世紀を代表するソプラノのひとりとして長く賞賛されるべき歌手です。

さて,曲は、珠玉のドイツリートの数々!!シューベルト(1797〜1828),シューマン(1810〜1856),ブラームス(1833〜1897)お2人は19世紀の人ということになるのですがまああまり固いことは言わないで下さい。とにかくきれいなドイツ語で歌われているこのCDは一度聞いて頂く価値のあるものだと確信致します。伴奏しているイエルク・デームスは、シューベルト、シューマンの演奏を担当していますが,1835年製のハンマー・フリューゲル(ピアノの前身)作曲者が生きていた頃の楽器で伴奏!思う存分聞かせます。
 それにしてもあの時代、生年、没年を見て頂けると分かるのですがモーツアルトが1791年に亡くなりベートーベンが1770〜1827まで生き、クラシック界のスーパースター?たちが時代を順繰りに担っていくんだということがよく分かります。天才のあとに又天才が〜〜〜

みんな好きですが,個人的にはシューマンの歌曲が大好きです!

BMG BVCD-38060/1 (82876-63131/2)


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